ReBORN▶︎▶︎イチカワママの心ポキえもん3.0

悲願の柴又100km完走後は怪我と持病に悩まされ、まともな練習が出来ない日々。無力感。距離を積む練習で自信をつけてきたのに練習量が減って、ココロの支えを失いかけた2017年の夏、補完医療で運命的に出逢った得体の知れないYOGAに助けられ、錆びた歯車が再び動き出す。男子ヨガ部長と呼ばれたことが人生の金字塔。目指せ☆Rising Sun

【一年の計は元旦にあり】市川市民元旦マラソン

快晴に恵まれた関東地方の元日「第73回市川市民元旦マラソン」ジョガー枠に参戦してきました。(そんな枠ありません)

新型ウィルス感染症拡大と市川市国府陸上競技場の改修工事の影響で元旦開催は4年振りとなります。

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晦日NHK紅白歌合戦と同じく73年の歴史を刻む(旧制)市川市国府台中學校(現・県立国府台高等学校)陸上競技部の冬期訓練(柴又帝釈天初詣マラソン)をルーツとする伝統行事。

市民が自分の走力に応じた距離を選び、元旦に完走の喜びを分かち合う健康増進目的の大会なのですが、多くのスポーツアスリートを輩出するファーム大会でもあります。

元旦の朝に陸上競技場トラックをスタート&フィニッシュとするエントリー費1,300円の市民ロードレースは国内でもそう多くはないでしょう。

自宅から陸上競技場までは徒歩4分。ゼッケンを貰ったら一度帰宅するという招待選手より快適なスタート前を迎えることができるのはもはや反則技です。

特に約束や待ち合わせの連絡を取り合うこともなく、知り合いの元気な顔を元日の朝に見ることができるローカルな居心地の良さは何物にも代えられません。

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開会式で参加者全員がフィールドで行う脱力系音楽でアップする「へんな体操」も健在でした。これはX JAPANYOSHIKI(館山)、BUMP OF CHICKEN(佐倉)も絶対に知ってるはずの千葉県民のソウルフィットネス「なのはな体操」に匹敵する伝統芸能の世界。

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そして10kmの部がスタートです。私はジョガー枠(くれぐれもそんな枠ありません)なので他人様の迷惑にならないよう最後尾から完走を目指します。

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怪我を再発しないようキロ8をキープしますが、この市川・国府台は下総台地の南西端。知る人ぞ知る起伏の激しい地域特性を活かした天才コースディレクターが設計した最大傾斜17度の壁もあるプチ山岳ロードレース(ツインピークス)なのであります。

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私はイーブンペースが保てずタイムオーバー失格かと思いましたが、チップ計測の結果、ワールドカップスペイン戦・三笘の1ミリを彷彿させる制限時間ギリでゴールに飛び込むビリッケツ確定。

とっくの昔にゴールしてカラダも冷え切ってメチャ寒いだろうに、自分のタイムの2倍以上の時間をゴールで待っていてくれた韋駄天ブラザーズに感謝(涙目)

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まだ家のベッドで寝ている家族よりも早く、ラン友と新年の祝盃をあげる幸せを感じながら2023年のスタートを切ることができました。

今年も自分のペースを最後まで貫き通し、係員さんから「ここでやめなさい」と声をかけられるまで頑張りたいと思います。

どうぞ皆さま、本年も宜しくお願い致します。

 

2023年 元旦