イチカワさんの『もう歩いてもいいですか?』©︎

2018年6月、ホームの柴又で沈み『ウルトラのパパ』の称号を返上。へたれ組の斬り込み隊長に就任。フル5時間42分の自己ワーストを爆進中。いつも関門時刻に追われる手負いの最終ランナー。じつはヨガ大好きw

【リアル☆メンタルトレーニング】

土曜の朝RUN中のこと...
実家の母親が倒れました。。


そんな時に限って、私は呑気にロング走の練習中。
最悪のパターン...


ポケットに突っ込んでいたスマホの着信歴に気付いたのは、事後から45分後。


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すでに末期がんで、肺から脳まで転移している事は把握していましたが、さらに複数箇所の脳梗塞を発症していました。


同居する甥っ子が異変に気付き、ソファーから絶対に動かないように指示して、オトナを呼びに走りました。
(ファインプレー)


私の妹が駆けつけた時、そこから動かないでと指示したソファーから、私の母はいなくなっていました。


慌てて家の中を探すと、洗面所で再び倒れていました。


女性は幾つになっても、どんな状況でも、外出する前は鏡の前に立ちたいのでしょう。。


涙...


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私が着信履歴に気付いた地点から自宅まで10km、母が担ぎ込まれた病院までは約6km。


私は一切の迷いなく方向転換し、母のもとへ病院に駆け出しました。


2年前、父を亡くした時もスマホの着信に気づかず、死に目に立ち会えなかったことがフラッシュバック。


全力疾走。。


ランニングを開始して以来、いまだ一度たりとも走れなかったペースで走る自分。


死ぬ気で走るってこのことなのでしょう。


「ライオンに追われているウサギは、脚をつったりしない」


元日本代表、オシム監督の言葉の意味が、今さら判りました。


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シリアスな病院のICUで、患者の長男だけが、まさかのTシャツ&ランパン姿...


ICUでは涙はOKでも、滝のように流れ続ける汗ダラダラはダメらしいです。


看護師さんから汗を拭いてくるよう、優しく窘められました。


休日担当の若い研修医さんが、強い言葉で言いました。


「チームで頑張るから大丈夫」

「早く一度着替えに家に帰って!」との事。


ドクターの指示に従って、場違いなカッコの私は、持ち合わせの交通費もなく、一度自宅へ走って戻りました...



もう先週の高水山トレイルTOVから、私は二週連続で超カッコ悪いのです...


でも、こんなの誰もが抱えている、どこにでも転がっている話。こういう時のために、心身を鍛えているのだと自覚しています。


降りかかる試練に勝ちますよ〜w



おわり