イチカワパパのRUN日誌®︎

市川真間に住む一児のパパです。2017年6月、柴又100kで、遂に憧れのウルトラのパパになれました。シュワッチ!切れ味鋭いカミソリより、何でもブッタ斬るナタになりたい。

【最終回⭐️筑波山トレイルラン編】

筑波山トレイルランレポの最終回です。


興味がある方は、限りなくゼロに近いと思いますが、ホントに楽しかったトレイル入門レースに、一人で参戦した私の備忘録として、一気にゴールまで書き留めたいと思います。


目の前に突如と雪道が現れました。3日前の関東地方に降った冷たい雨は、筑波山の山頂付近は雪で、北斜面の薬王院ルートに積もった雪は消えていませんでした。



4本爪の軽アイゼンが欲しかったです。転倒するランナーさんが続出する中、私は落ち着いて!と自分に言い聞かせながら慎重に足を運びます。


ターサージールを履いて、スタート地点から、パーっと飛び出した快速ランナーさんは、ココをどう走り抜けたのか、メチャクチャ興味があります。


ラストのピッチは完全に凍りついた階段を登り詰めて、まずは1本目のピークとなる御幸ヶ原に到着。


私の弱点をよく知っている方は、もうお察しの通り、ケーブルカー筑波山頂駅のトイレにダッシュで駆け込みます。トレイルに仮設トイレって無いですもんね ww


この先に待ち構える関門に引っかかったら、二度とこの頂上には戻れないので、写真を一枚だけパシャ。


ここはハイカーさんだけではなく、ケーブルカーで登って来られた観光客さんもいらっしゃるので、お土産屋さんの店前、約100mは歩行区間となります。



そして頂上を名残惜しむ暇もなく、今度は真北に向かって急降下。凍結した階段は怖ろしいので慎重に歩きますが、雪と泥が混じった下りの悪路は、サロモンスピードトラックのグリップが効きまくり、ブッ飛ばします。


た、楽しすぎるーーっ!


この下りの悪路が最高に楽しいステージですが、私のような初心者が調子に乗ると一番危険なところなので、これ以上の写真は無し。スマホはビニル袋に入れてバックパックに仕舞いました。



裏筑波林道まで降りてくると、あとからスタートした、ハーフの部に参加する選手とのスライド区間になります。


私は友人も知り合いもいないので、ひとり寂しく淡々と走っているように映ったかも知れませんが、もう楽しくて楽しくて頬が緩んでいます。


林道のカーブを曲がると、前方に時刻表示ボードと、数人のレーススタッフさんが立っている関門が視界に入りました。


やっ、やったーーっ!


通過タイムAM11:20、スタートから11.4km地点(スタートから2時間以内)の関門を10分のアドバンテージでクリア!


大会スタッフさんから「おっ、いいね、いいね、脚が軽いじゃないですかーっ!行けますよーーっ!」と声援が飛び、控えめなガッツポーズで応えます。


この関門が分岐となり、次のステージは筑波山の女体山の中腹外周を時計回りに大きく回りこむケモノ道に入りました。


片斜面で足場が悪く、小さな沢をいくつかトラバースして行きます。



前後にランナーは見当たらず、イノシシの踏み跡がある程度で、あれっ、ロストしたかな?と不安になるシーンが3~4回ありました。


それでも紙で作られたコースガイドの旗を探しながら進み、突然視界が開けて、筑波山ロープウェイの麓にある、つつじヶ丘駅のエイドに飛び込みました。


なんとなく、エイドに漂う人里感にホッとしてしまい、ボランティアのお母さんから梅干しを頂きながら、しばらく話し込んでしまいました ww


ここから筑波山神社まで、永遠に続くのかと思うほどの長い石段を駆け降り続け、大腿四頭筋が悲鳴を上げます。



私のように75kg近い体重があると一番ダメージがくる部分なのでしょう。まさか下りで心が折れるとは思ってもいませんでした。


コース全体で最も標高が低い筑波山神社まで降下して、さらにもう1本、筑波山の登山ルートの中で最も斜度がきつい、御幸ヶ原コースを山頂まで標高800mを再び登らなければなりません。


筑波山神社が見えてきたところで、ロングの部にエントリーした自分を呪いました。


山頂まで1回登って下るだけのハーフの部にしとけば良かった。いや、初めてなら林道を5.5kmだけ走る、ビギナーの部で充分でした。思わず自分を罵ります。


ぶぁーかっ! 身の丈知らずが...


筑波山神社目前で完全に心が折れ、エイドまでトボトボ歩き出したところで、私の目の前に突然ふたりの女神が舞い降ります。


筑波山神社のご神木の前にお店を構える、創業明治35年のお休み処『杉本屋』のお母さんとお姉さんです!


完全に戦意喪失している私に『おやき』を食べて行けと声を掛けて頂きました。


私「今、レース中でお金持ってないんです...」

お母さん「次に来た時、お金もらうよーっ ww」


本当に嬉しくて、「それじゃお言葉に甘えて頂きます」と言うと「今から焼くから5分待ってね♡」


えーーっ、どうしよう。制限時間5時間、関門でのアドバンテージはたったの10分、現在ヘロヘロ状態・・・


そんなの答えはただひとつ、
あったり前の「ハーイ、待ちま~す♡」



もぉーっ、なんなんだよ!この温かさ!この優しさ!
お隣の観光客さんとか、ちゃんと順番に並んでお金払ってるのに...


めちゃくちゃ美味しくて、満面の笑みでバクバク食べていますが、サングラスの下は涙腺が崩壊状態でした。


これで元気100倍。絶対にまた来る!次はお金持ってくるからね!とお母さんとお姉さんに伝え、勢い良く境内の階段を駆け上がるところで、つま先をカマチに引っ掛けて、思いっきりスっ転びます(笑)


「もーっ、ホントに大丈夫なのーっ!」と私の背中にお姉さんが叫びますが、恥ずかし過ぎて振り返ることが出来ず、すぐに起き上がり、小さくガッツポーズを作って駆け出しました ww


筑波山神社横のケーブルカー宮脇駅から山頂駅との線路を並行する、御幸ヶ原コースの登りはとにかくキツく、途中で切り株に靴が挟まって抜けなくなり、今日2度目の転倒もありましたが、下りほどは苦にならない気がしました。


今年はウルトラの練習で、春先から月間300~400kmをずーっとキロ6.5で走り続けました。


しかしフルマラソンの成果には一切繋がらず、ホントに無駄だったと結論付けて、じつは後悔していました。


もしかしたら、速い脚は作れなかったけれど、強い脚が作れていたのかも知れません。


本日2度目の筑波山山頂に達し、ふたたび筑波高原キャンプ場を経由して、フィニッシュへ駆け下りました。


今日の筑波山トレイルラン@ロングの部の結果は...


なんと4時間23分、約450人中の293位という褒められた成績では有りません。


でもバリバリのトレイルランナーが参加されている中、制限時間内の完走を狙っていた私としては、上出来の結果となりました。



今日は大きな怪我もせず、笑って完走ができました。
泥だらけの靴が勲章です。


無事にフィニッシュゲートをくぐれて、とても嬉しかったです。こんな笑顔でフィニッシュしたのは久しぶり。


だから今日はコレで良しとします。もしかしたら、私はコッチ向きの人なのかも知れません。


結論として、今日はずいぶんと背伸びした挑戦となってしまいました。

(全然反省してないけどww)


私にアドバイスを頂いた皆さま、石岡トレイルランクラブの皆さま、応援してくれた献身的な地元の方々、何となく気配を感じたイノシシやムササビたち・・・


皆さまに御礼を申し上げます。


私はなんだかゼロに戻れた気がします。
リセットされた感じ。


来年、必ずまた戻って来ます。


ホントにありがとうね!
ツクバちゃん!


パパ連@皇居のご案内↓↓↓

【緊急告知】パパ練@皇居 in Xmas & ランナーズ納会 - 市川パパのRUN日誌®︎

エントリーはこちら ↓↓↓
【現在のエントリー状況】パパ練@皇居 in Xmas | 調整さん

おわり