市川パパのRUN日誌®︎

市川真間に住む一児のパパです。2017年6月、柴又100kで、遂に憧れのウルトラのパパになれました。シュワッチ!切れ味鋭いカミソリより、何でもブッタ斬るナタになりたい。

【ヘタレランナーの私が柴又100kを完走できた理由③】

今日は番狂わせのゴールまで書きます(笑)


私は「柴又100k完走の三カ条」で覚醒し、向い風や高温による失速が、まったく気にならなくなりました。無理せず止まることなく前進あるのみ...


だって柴又のフィニッシュゲートの先の市川橋を渡って左に曲がれば自宅なんだから...ww


おうちへ帰ろう(笑)


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折返しの五霞町の大エイドには到着予定の30分遅れ。昨年と同様、エイドの冷たいうどんは胃が拒否する為、きゅうりとトマトだけ頂きました。


想定外だったのは、昨年まで使用できた芝生の上に入れなかったこと。補給食の補充は炎天下のアスファルト上になりました。芝生の上に座りたかったなぁ...


ドロップバッグの中に入れていたフルーツサンドは暑さで加熱され、ご覧の通り(笑)


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さようなら、セブン新発売のフルーツサンド。
クーラーバックに入れていたのですが大失敗ww


ここで満を持してスペシャルドリンク登場!


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おまえアホか?と言われるかも知れませんが、この灼熱の中、水筒の中に塩気を加えた温かいコーンポタージュスープを秘かに準備してきましたぁ~ww


(冷製ポタージュではありません)


これは私が長年レースの応援で経験してきて、厳しい気象時の降雪や雨天の場合に、ランナーから一番喜ばれたモノ、自分の失敗レースも含めた経験から得た究極の秘密兵器です。


私は暑がりで季節を問わず、フルでもウルトラでも頭から水を浴びるのですが、お腹だけは絶対に冷やしてはいけないのです。


私のレース中のトイレ癖の問題はココにあります。一般参加でもドロップバッグが置くことができるウルトラや、スペシャルドリンクを置ける大田原とかであれば、私は夏でも冬でも温製を選択します。


爪が逝っちゃったのを感じたので、HOKAを一度脱いで、再度ヒールカップに踵を合わせて、トントンしてから靴紐を締め直し、15分のエイドストップで復路に戻りました。


河川敷は昼下がりの炎天下。全エイドにストップして水分補給をしながら、頭から水をかぶり続けます。


ジェルは10km毎に摂りますが、すぐにリバースしてしまうので、座学講習会でレクチャーを受けた通り、口に入れて舌からの吸収を試み続けます。


結局リバースしちゃうんですけどねww
お食事中の方、ゴメンなさい。


そして何が起こるか分からないのがウルトラマラソン。愕然とする出来事が起こりましたっ!


70km地点のエイドで、まさかの水切れ発生!(笑)


2センチ位しか水が注がれていない紙コップが残り10杯程度、テーブルの上に置いてあるだけ・・・


私はウェーブスタートの最終組の最後尾スタートでしたが、ここまで少なくとも数百人は抜いていることを考えると、紙コップをふたつ取ることは出来ませんでした。


→ ここで水を取らなかったらカッコいい話ww


べつに運営側に文句を言うつもりもないし、今日は暑いから誰でも多めに水を取るだろうし、何よりスタッフさんもウルトラ対応で早朝から頑張ってるんだし...


いつも20キロジョグなら、夏だって無給水じゃないかと自分に言い聞かせ、紙コップ2センチの水を飲んで次のエイドへ向かって走り出しました。


今から考えてみると、このエイドの水切れ発生が、今回の柴又100kのターニングポイントでした。


ここで自分の気持ちの中で、なにかが吹っ切れて、リミッターが外れたような気がします。


下記のラップ通り、水切れの70km地点から、ヘタレランナーにまさかのプチビルドアップが始まります。


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75km地点ではレース序盤から不調で、もがき苦しみながらも前進するしゅんママさんに追いつきました。


「先にゴールで待ってます」と声をかけ、エールを送りました。


しゅんママさん、私の背中のメッセージ通りです。


「しばまたへかえろう」


やがて日没を迎えて、サブ10ランナーでは経験できない非日常的な世界、柴又ウルトラワールドに突入して行きました...


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(そして僕は途方に暮れるw)



そして90km過ぎの最終関門で応援の神、トヨチンさんと再会。暗闇から突然現れたカオナシが視界に入った瞬間、私の視界はぶわっと滲んでしまいました...


朝の往路で「待ってるから早く帰ってきて~ww 」と言われたのにこんなに遅くなってゴメンなさい!


いったい何十時間ここにいたんだよぉーっ!


あのソルティーライチの味、一生忘れないです。
本当に有難うございましたっ!


最終関門を通過し、そこから柴又までのラスト10kmはあまり記憶がありません。


ただいつも見慣れた葛飾橋を越えて、柴又の明かりが見えたとき、少し泣いた気がします。


フィニッシュゲートと提灯がとても幻想的で、無意識のうちにスマホで写真を撮っていました。


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ボロボロになるまで走っても、最後にスマホを取り出す気力があった自分に驚き(笑)


最後はストロボが眩しかったことだけ覚えています。


つづく