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市川パパのRUN日誌®︎

市川真間に住む一児のパパです。草野球の体力強化で河川敷をチンタラ走ってただけなのに、ふと気付いたら草レースのスタート地点に立ってました。

【勝利の女神は細部に宿るの巻】

池井戸潤さんの『陸王』という小説をイッキ読みしました。


経営ジリ貧に追い込まれた老舗足袋メーカーが、未来を切り拓く為に、新規事業としてランニングシューズ製造に挑戦する物語で、そこに再起を賭けるランナーが登場します。


足袋からランシューなんて、BORN TO RUNにインスパイアされた、限りなく下町ロケットの続編ですね。


その物語の中で、苦難にあえぐ社員を鼓舞するシーンで、社長がこう語ります。


全力で頑張っている奴が、すべての賭けに負けることはない。いつか必ず勝つ。


この一行を読んだ瞬間、まぶたにグワーっと熱いものが溢れちゃいました。本当にオッさんはこういうセリフに弱いです。


ちっきしょーっ!こんな大衆小説で泣いちまった(笑)

池井戸さん、暴言吐いてすみません。


僕もメーカーマンの端くれ。モノづくりで生計を立てています。そんな僕が最近、モノづくりでココロを動かされたコトがあります。


それは日本を代表するスポーツ用品メーカーA社のランニングシューズのコトです。


ター◯ージールみたいなレーシングシューズはインソールを外せませんが、セパレートタイプをお持ちの方は、ぜひインソールを外して、ソールを良く観察して下さい。


何かを発見しませんでしたか?そうなんです。なんとソールに製造年月日が印字されているんです。


厳密な耐久性が要求される製品でもなく、ひたすら苛酷な環境で使用される消耗品なのに...


コレはメーカーのプライドです。僕が属する業界とは異なる分野ですけど、製造業に勤めていると、こういうのって敏感に分かるんです。

箱にちょこっと書いておけばそれでいいのに、誰でも一番わかりやすい場所に、もっとも低い製造原価の手法で、シリアルナンバーを刻印するという意味合いを...

レースを駆け抜ける想いを込めて、自分の意思で選んだランニングシューズに、その靴の誕生日がソールに刻印されてるって、ちょっとイイ話ですよね。

それにしてもター◯ージールなんて、一生履けない靴だろな(笑)

【今日の一枚】

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パラリンピックも全力応援!